Nicks Index 〜ニックスインデックス〜

ニックスインデックスとは…、
トップ種牡馬における配合の優劣を母父を切り口とすることで結果分析を試みたデータである。
分析にあたって、以下のような一定の条件でデータを出した。

●「総獲得賞金」によるランキングではなく、「1頭あたりの獲得賞金」によるランキングである。
平均を基準とすることで正確な実態を把握する。例えばノーザンテーストの「数の力」の実態を示す

●種牡馬×母父の実例が3例以上あるもののみ取り上げる。
一度や二度の配合で優劣を語るのは全く無意味である。またサンプル数が多いほどデータの信頼性が高い。

この条件で示されるデータがいわゆるサイアーランキングとは全く違うことに驚かされるだろう。
また、その配合において期待される「平均的な獲得賞金」によるランキングであるから、例えば一口馬主で募集される馬選びに(明らかに損させられるような値段の馬を買うべきではない)、またその配合の馬がいくらで売買されるべきか、つまり市場が要求する基準価格表としても見ることができる。売り手の生産者だけでなく、買い手の馬主、競馬ファンにとっても利用価値のあるデータである、と思う。

サンデーサイレンス04年版 ●むしろノーザンダンサー系とは合わない!
ブライアンズタイム04年版 ●大種牡馬と好相性、Nijinsky系とは総じて×。
ダンスインザダーク04年版 ●モガミは○、ノーザンテーストは×。堅実なトニービン。
フジキセキ04年版 ●社台系との相性の良さが決め手。
サクラバクシンオー04年版 ●まだまだお買い得感のある種牡馬。
トニービン03年版 ●トウショウボーイ、ノーザンダンサー系との高い相性。
アフリート ●地味ながら高レベルで「計算できる種牡馬」
コマンダーインチーフ03年版 ●洋物血統を嫌い、レトロ血統を好む。
オペラハウス
ジェイドロバリー03年版 ●デビュー率の高さこそが最大の特徴。
デインヒル
フォーティナイナー ●大人気血統だが、走って稼げる配合は僅か・・・。
アジュディケーティング04年版
ヘクタープロテクター
ダンシングブレーヴ
アサティス
メジロライアン ●注目はブレイヴェストローマン、ヤマニンスキーとの組み合わせ
トウカイテイオー
サッカーボーイ ●ここまでPrincely Giftとの相性が悪いとは。