ニックスインデックス
サッカーボーイ(集計期間:2002年11月3日まで・賞金単位:万円) ・(2002年セレクトセールでの中間価格・850万円)

順位 母父名 頭数 シェア 1頭当賞金 勝率 既出馬 デビュー率 勝馬数 勝馬率
1位 ニチドウタロー 3 1.01% 9,473 11.30% 3 100.0% 2 66.70%
2位 ナグルスキー 3 1.01% 5,163 28.60% 3 100.0% 3 100.00%
3位 パーソロン 3 1.01% 4,063 10.10% 3 100.0% 2 66.70%
4位 アローエクスプレス 6 2.02% 3,940 12.50% 6 100.0% 3 50.00%
5位 コインドシルバー 4 1.35% 3,303 14.60% 3 75.0% 1 33.30%
6位 ニホンピロウイナー 4 1.35% 3,181 6.80% 4 100.0% 2 50.00%
7位 ナオキ 5 1.68% 3,089 9.30% 5 100.0% 3 60.00%
8位 モガミ 4 1.35% 1,731 4.50% 4 100.0% 1 25.00%
9位 ミルジヨージ 9 3.03% 1,599 8.30% 9 100.0% 6 66.70%
10位 ステイールハート 7 2.36% 1,101 8.00% 7 100.0% 3 42.90%
11位 ノーザリー 7 2.36% 1,071 4.50% 7 100.0% 2 28.60%
12位 ハイセイコー 4 1.35% 1,070 1.80% 4 100.0% 1 25.00%
13位 トウシヨウボーイ 6 2.02% 637 0.00% 5 83.3% 0 0.00%
14位 タイテエム 6 2.02% 509 6.50% 5 83.3% 2 40.00%
15位 ミスターシービー 6 2.02% 502 3.60% 6 100.0% 1 16.70%
16位 ロイヤルスキー 3 1.01% 446 0.00% 3 100.0% 0 0.00%
17位 ノーアテンシヨン 4 1.35% 387 3.70% 3 75.0% 1 33.30%
18位 ターゴワイス 3 1.01% 170 0.00% 3 100.0% 0 0.00%
19位 スリルシヨー 5 1.68% 146 0.00% 5 100.0% 0 0.00%
20位 テスコボーイ 8 2.69% 112 0.00% 8 100.0% 0 0.00%
21位 ハギノカムイオー 4 1.35% 104 0.00% 4 100.0% 0 0.00%
22位 マルゼンスキー 4 1.35% 45 0.00% 3 75.0% 0 0.00%
23位 ラツキーソブリン 3 1.01% 43 0.00% 3 100.0% 0 0.00%

コメント

サッカーボーイの配合実績を見る限り、この組み合わせと決めて何度も試された組み合わせというものはどうやら存在しない。
社台にいる頃はサッカーボーイ自身の持つ社台のハウスブリード的な血統背景から、様々な異種血統の牝馬を配合されてきた。
キョウトシチーやナリタトップロードにヒシミラクルと大レース勝ち馬を出すサッカーボーイだが、活躍馬の大半は「これぞ巡り合い」というような一発配合で誕生した馬だ。

トップに入った母父ニチドウタローゴーゴーゼット一発かと思いきや、2勝馬のトウキョウマンボが通算4000万も稼ぎ出して数字に貢献している。ニックスの可能性も考えられ、注目に値するだろう。

他に、大物は輩出していないが、母父ナグルスキーのようなダートに適性を示した配合が上位に来ている。
東海S2着馬ワンモアマイライン、マチカネワラウカドの勝った霜月Sでゴール直前に憤死するまでダート完全連対を誇ったホッカイゲーテなどが代表格である。
ノーアテンション、マルゼンスキー、ラッキーソブリンなど、Nijinsky系とはすこぶる相性が悪いサッカーボーイだが、ダートに特化したタイプのナグルスキーだけは別である。血統表での特徴としては、Prince Roseクロスが発生するのが、他のNijinsky系血統との差異。

アンチニックスとして挙げられるのは母父テスコボーイとの配合。過去8頭試され、勝ち数ゼロは非常にネガティブなデータだ。
トウショウボーイ、ミスターシービー、ハギノカムイオー、とPrincely Giftを強く持つ血統との相性は実際にはすこぶる悪い、という結果が出ている点は留意したい。Princely Giftクロスは軽い配合を狙ったものだろうが、度を越して「軽すぎる」、「短距離をこなすスタミナをも欠如してしまう」悪影響が出ているのではないか。未勝利勝ちあがりすら果たせない脆弱な産駒の多発は何よりもの根拠である。